お気軽にお越しいただけるご昼食、夜の会席や創作料理などを手掛け
ております。
美味しいと思っていただけるのは「安心感」。料亭ではとにかく温か
いもの、冷たいもの、出来立てをすぐにお召し上がりいただくことに
こだわっております。
心に残る料理と感動を与えられる料理、古き良きものは守り、時代に
沿う新しい料理を日々探究しております。
一般的に「会席料理」は酒を楽しむ宴席に供される料理であり、「懐石料理」は茶を楽しむためのものだといわ
れています。高知の会席料理の一部を少しご紹介。
【先附・前菜】
先附も前菜の一種で、いずれも軽い酒の肴です。 和食料理で主料理の前に出される小鉢料理。 また料理人のキャンパスといわれることもあるように、器の中の季節感を目で楽しみ、舌で味わっていただける一品です。
【吸物】
料理の前に口に残った前菜やお酒の味をあらう効果があります。
【刺身】
まずあっさりとした白身からいただくようにします。白身→黄(貝)→赤身と味が序々に濃厚になっていき、おいしく味わえます。 主に高知で水揚げされる魚はまぐろや金目鯛、鰹などがあげられます。
【煮物】
献立には「炊き合わせ」と書かれることもあります。 海のもの、山のものとの組み合わせや、季節のものの素材の組み合わせが楽しめます。 高知らしいものでいえば、鯨の陶板焼きや和牛などをお客様の前で固形燃料で火を通してお召し上がりいただきます。
【焼物】
高知の魚貝をお客様の目の前で焼いたり、お肉と旬の野菜などの焼いたものをお皿に盛ってお出しする。
【揚物】
旬の魚や野菜を天ぷらなど油で揚げたもの。
【蒸物】
基本は淡白な材料を用いて、素材のうま味や栄養分を逃がさず提供できるのが特徴です。
【飯物】
季節の食材を使った炊き込みや鰹釜飯など、一人用の釜飯で目の前で炊くこともあります。
【水物】
デザートにあたるもので、新高梨や小夏、ブルーベリーなど、高知には有名な果物がたくさんある。 季節毎に果物を楽しめます。お口直しにどうぞ。
※上記のお料理は全て一例としてご紹介させていただきました。
季節や天候、宿泊プランによってお料理内容は大きく異なります。
【チチコ】
鰹の心臓で、高知では生姜煮をすることが一般的。
【ハランボ】
鰹の腹身。唐揚げや塩焼き、刺身、たたき、バター焼きなどで食べる。
【酒盗】
鰹のはらわた。1匹の鰹からほんの少ししか取れない貴重な内臓を塩漬けにして熟成させたもので 「酒を盗んででも飲みたくなる。」と言うのが名前の由来。
【皮のみぞれ和え】
皮を湯引きや炙るなどして火を入れて大根おろしでさっぱりとぽん酢や土佐酢でみぞれ和え。
【鰹せんべい】
鰹の身を薄く伸ばし、粉をつけ油で揚げる。 パリパリとした食感でおやつ替りに食べれるような感覚。
【かぶと焼き】
鰹の御頭を丸ごと塩焼きにしたもの。目の周りや、頬肉、かまなどに身がある。
【塩たたき】
近年では随分と一般的になってきた鰹の塩タタキ。 脂ののった戻り鰹に粗塩で塩タタキにすることが多い。
【潮汁】
鰹の中骨でとる出汁は非常に美味しく、野菜を具材にすると相性良くできます。